CIRCUMSTANCES 世界の飲料水事情

水道水が飲めるのは15カ国だけ!?海外の飲料水事情

世界のほとんどの国の水道水は飲むことができない

私たちは普段、水道水は飲めて当たり前のものだと思っています。最近ではミネラルウォーターやウォーターサーバーの水を日常的に飲んでいる人も多いですが、水道水も日常的に飲んでいても問題ありません。
しかし、日本のように水道水が安全なもので、飲んでも問題のない国は本当に少ないのです。水道水が飲めるかどうか不明な国もあるそうですが、一般的には大体15カ国くらいだと言われています。(11カ国や13カ国など少なく紹介しているところもあります。)
このように、ほとんどの国では水道水をそのまま飲むことができず、基本的にミネラルウォーターを買わなくてはならなかったり、自分でろ過しなくてはならなかったりします。

世界のほとんどの国の水道水は飲むことができない

私たちは普段、水道水は飲めて当たり前のものだと思っています。最近ではミネラルウォーターやウォーターサーバーの水を日常的に飲んでいる人も多いですが、水道水も日常的に飲んでいても問題ありません。
しかし、日本のように水道水が安全なもので、飲んでも問題のない国は本当に少ないのです。水道水が飲めるかどうか不明な国もあるそうですが、一般的には大体15カ国くらいだと言われています。(11カ国や13カ国など少なく紹介しているところもあります。)
このように、ほとんどの国では水道水をそのまま飲むことができず、基本的にミネラルウォーターを買わなくてはならなかったり、自分でろ過しなくてはならなかったりします。

水道水を飲めない国が多い理由は?

まず、水道の水を安全なものにして提供するということを徹底して、インフラを整備するよりも、安全な水をペットボトルなどの容器に入れて販売したほうが、コストがかからないと言われています。そのため、水道自体はどの家にもあっても、浄水レベルが低いので安全ではないという国が多いのです。また、国によっては、井戸水を毎回汲んで飲んでいたりと水道自体が通っていないという理由もあります。
他にも、浄水レベルも問題はないが、日本人が飲むと危険だからという理由もあるそうです。

では、どの国なら水道水を安全に飲めるのか見てみましょう。

アジアで水道水が飲める国

アジア諸国で水道水が安全に飲めるのは、日本とアラブ首長国連邦だけです。
アラブ首長国連邦ではWHOのガイドラインに沿っているので、水道水は安全だそうですが、国民的にはまだ安心はできていないそうです。そのため、ミネラルウォーターを買う人も多く、特に観光客にはミネラルウォーターを買うようにと勧めているそうです。
一応安全で飲めることなのは確かなのですが、やはり国民の大部分がミネラルウォーターを購入している以上、観光の際はミネラルウォーターを買った方が無難でしょう。
一方の日本はやっぱり文句なし、安心・安全な水道水です。水の浄化技術は海外でも使われるほど優秀であり、さらに漏水に対する対応も優秀です。

オセアニアで水道水が安全に飲める国

オセアニアで水道水が安全に飲める国はオーストラリアとニュージーランドです。
オーストラリアの水道水は、基本的に飲むことができます。心配なら沸騰させてから冷まして飲むとか、ミネラルウォーターを飲めばいいという感じだそうです。
ただし、オーストラリアのミネラルウォーターは高く、ジュースよりも高値で売られていることもあるそうです。
水道水を飲んでも健康被害があるわけではないようなので、オーストラリアの水道水は安心して飲んで大丈夫でしょう。
そしてニュージーランドの水道水は、地域によって品質がさまざまであり、フィルターを使うことを勧めている自治体もありますが、基本的には安全な水です。地域によってはおいしい水道水が飲める場合もあるそうです。
また、多くの地域では水道水にフッ素が入っているので、虫歯予防にもなるそうですよ。

アフリカにも水道水が安全に飲める国はある!

アフリカでは、南アフリカとレソト、モザンビークの3カ国の水道水は安全だそうです。
南アフリカでは治安に問題はありますが、意外にも水道水に関してはきちんとしています。そしてレソトもモザンビークも南アフリカのすぐお隣同士、レソトに関しては南アフリカ国内にある国なので、南アフリカ同様に安心して水道水を飲むことができます。
ただしモザンビークでは、国土交通省からは水道水をそのまま飲んでも大丈夫だと言われていますが、外務省からは煮沸消毒してから飲むようにと意見が違っています。
なので、水道水をそのまま飲んでも問題はなさそうですが、心配なら煮沸消毒するかミネラルウォーターを買うかすれば良いでしょう。

水道水を飲めない国ではどうしたら良いのか?

水道水を安全に飲めない国では、やはりミネラルウォーターもしくは、水道水をきちんとろ過し消毒した綺麗な水を購入することがおすすめです。ただし、中にはこのような販売されている水ですら安全ではない国もあるそうなので、発展途上国などちょっと水事情が心配な国を訪れる際は、しっかりと下調べしておいたほうがよさそうです。
もしくは、できる環境があったり、そのような器具を持っているのなら、自分でろ過して消毒するのが良いでしょう。
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